ヘラ絞りとは

ヘラ絞り(へら鉸り)とは、金属板を塑性加工する手法です。回転している平面状・円筒状の金属材料に対して「へら」と呼ばれる専用工具を押しあてることにより少しずつ成形していきます。陶芸のロクロを横向きにしたものをイメージしてもらうとわかりやすいですね。スピニング加工と呼ぶこともあります。

ヘラ絞り技術は家庭用製品から工業用製品まで、部品・製品の製造に広く用いられています。

材質によっては深く絞ることが難しく、熱処理が必要な場合もあります。また、へらに力を加えながらの加工となるため、高品質な仕上がりにはエンジニアの知識・技術力が問われます。

塩本ヘラ鉸り製作所は創業から50年が経過。ヘラ絞り・金属加工に熟練した職人がおります。金属加工・ヘラ絞りのことであれば、塩本ヘラ鉸製作所にご相談ください。

プレス加工と比較したヘラ絞りの特徴

  • プレス加工は上型・下型が必要だが、ヘラ絞は1つの型だけで絞ることが可能。初期投資が安くなる傾向。
  • コンパクトな設備。多品種少量生産に向いている。
  • ヘラ絞りならではの複雑な形状の成形が可能。